岡山に向かったのは3連休の初日である、9月14日。
昼前に岡山に着いて、友人と合流したところ、中の一人が「ドラクエウォークやりましょう」と。
ドラクエウォークは 9月12日10時から開始した、スマホ用のゲームで、実際の地図がドラクエのマップになって冒険するという、ポケモンGOや、Ingressなどと同じカテゴリになるゲーム。iPhoneでも、予約アプリとして大分期待されて開始されていたので、おいらも予約してダウンロードはしてありました。
先行βに外れたこともあって、あまり乗り気では無く、岡山についた当日もレベルは10くらいでようやく仲間2人目から3人目を。という感じで2章の最初くらいという感じでぽちぽちやって進めている状態でした。
集まった友人達はみんなゲーム好きということもあり、全員インストールしていなかったものはインストールし、始めていた物はみんなしてレベルを上げ始めました。
最初、岡山から備中松山城へと向いました。
備中松山城は、岩から石垣を作ったという、山城で、日本三大山城(他に、奈良の高取城、岐阜の岩村城)の一つでして……。
つまり、すっごい山登り。
さすがに、駅から歩くのは諦めて、ぎりぎりまでタクシーで移動。そこからえっちらおっちらと、杖を借りて登りました。その間、DW(ドラクエウォーク)で、ポイントを取ってイベントを進めつつ。
天守に着くと、城主猫のさんじゅうろうちゃんが暑さでぐったり(31度でした)していましたが、ほわほわと可愛かったです。
上に着くとDWで「おみやげ」というマークが出て、おみやげクエストが始まりおみやげをゲット出来ました。
おみやげってなに?
とか思うと、どうやら各都道府県に4つある「おみやげクエスト」の地の一つがここ、備中松山城だったみたいです。
これは、面白いねー。ということで岡山に戻ると、戻る途中の岡山駅から、うっすらと大きい城が見えました。
「岡山城?」
岡山城もどうやらおみやげクエストの地だったみたいでした。
夕飯、お目当ての地が満員で入れず、どうしよう。と思ったところ。城のそばのラーメン屋さんがどうやら行けそう。ということで行くことにしたのですが。その時から「1時間後」に開始と聞き、友人と「それ、岡山城寄ってから行けそう」と、思いタクシー呼んで岡山城いってから、ラーメン屋さんに行くことにしました。
すると、夜の岡山城はライトアップされつつも、綺麗なアイコンで、「おみやげクエスト」の地であることを誇らしげにしてました。(他のおみやげクエストの地はパネルに写真という感じだったのですが、岡山城だけ、きちんとポリゴンで作られてました)
城までは近づいただけで、中にはいかず。ぎりぎりのポイントでクエストだけ発生させて、オカーヤマのクエストをクリアしました。これで2つめ。
夜、ラーメン屋さんに行く前にいろいろ検索をしていました。
岡山の他のポイントどこだろうねー?と。
すると、鷲羽山アイランド第二展望台、と、倉敷美観地区。と出ています。
「はい?」
この二つ、実は、2日目のいく予定の場所でした。
なんという偶然。
そして、ラーメン屋につき、2日目から合流する地元の友人にそのことを話、「じゃあ行かないと」
ということで、理解を得てもらいます。ちゃんとアプリもインストールして貰いました。
9月15日の朝。
鷲羽山アイランドに倉敷で合流してから、車で移動します。
道は快調に行ったので、遊園地の方ではなくて、さきにおみやげクエストの地である第二展望台へと向かいます。
山をぐるりと回る感じでしたね。
途中、道が塞がれていたりもしましたが、なんとか到着。
クラシックカーがいっぱいありまして、どうやらドライブのメッカっぽい空気。
まぁ、見るもの。というよりも、「おみやげクエストのポイント」が大事だったので、それを取り3つめのポイントゲットしました。
そのあと、鷲羽山ブラジリアンパークの方へと向かうと人がすっごく並んでいて、目算で2時間か3時間待ちだったので、並びを写真に収めつつ「撤収」しました。
おかしい。がらがらだから、冷やかしに行こう。って思ったのに……。
岡山においでよ なぜかブラジルをテーマにしていて陽気なサンバのショーが観客の居ないステージで毎日開催されるうえ、「人が死んだらやめます」って開き直りを感じつつカイジの鉄骨渡り体験が出来るスカイサイクル(高所でひたすら自転車を漕ぐアトラクション)が存在する鷲羽山ハイランドがあるよ pic.twitter.com/5CVPTTSwgz
— ひゃくまる (@osiroiobake) September 15, 2019
この情報で、行きたかったんですけどね
と、こちらが不思議がっていると、地元の友人が絶句していました。「うそだ。これはうそだ」と。
地元民でもめったにみない光景だった模様でした。
そして、それを見た友人の一人がその日中「ブラジリアン行列は凄い」と言っていてうるさかったのを付け加えておきます。(途中で一人笑ってしまったので、満足したのか言わなくなりましたが、それまではひどいもんでした……)
そこから、倉敷駅に行き。倉敷から合流予定だったもう一人の友人と合流し、6人で移動しましての倉敷美観地区観光。
まぁ、連休の中日で目当ての遊覧船にも乗れず、人気の店にはどこも行けず。
だったのですが、MTの店やパンやさん。御経のグッズを扱っているところや川の周りを歩いたりと、いっぱしの観光は出来たと思います。
そして、「おみやげクエスト」も無事終了し、前日とこの日だけで、岡山4ポイントをゲットしました。
自力でゲットすると「金」の証も手に入るのでチョット嬉しいです。
夜は、前日飯を予約出来なかったのでそばイタリアンの店を駆け込みで予約して行きました、地元の友人にも好評で良かったです。行っておいて良かった。
9月16日。
この日は、直島へと移動の為朝8時に岡山の駅で待ち合わせて、朝の10時に直島へと上陸しました。
そこからバスで、つつじ荘に行き。別のバスで美術館の一つ、
李禹煥美術館
へと行きました。
直島の美術館は総じて安藤忠雄建築なのですが、ここもそうで、コンクリートの直線とガラスと鉄のアクセント。光の漏れる感じが特徴でした。
外の装飾が面白く、中の展示品がシンプルの中にも集中が見えて凛とした気配を感じる、そんなものでした。ステキ。
いつもの安藤忠雄作品に共通する
— shachi@江古田,東京 (@shachi) September 16, 2019
「面」と「板」の中の「線」
なんだけど、作品がそこに置かれるとまた楽しいんだよなあ。
李禹煥美術館
シンプルと作品の調和
美しく、そこにあるという感じで楽しかった pic.twitter.com/9yH54mFyYq
その後、歩いて、
地中美術館
へと移動。
そこでは、モネの睡蓮から、ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」があり存在感を放っていました。
が、個人的に本命のジェームス・タレルは衝撃でした。
並んで、8名しか入れない
「オープン・フィールド」
では、光の境と空間を。
「オープン・スカイ」
では、普通の空をくりぬいて現実の錯視を。
見せつけられた感じがしました。
静謐なる空間の光と色。
— shachi@江古田,東京 (@shachi) September 16, 2019
闇と隙間と境。
存分に堪能出来る空間があって、短い時間ながら興奮しまくりでした。
普通を普通ではなく、作り上げた普通を見せる。
なんて贅沢な、なんてつまらない。
良い。
大好きなジェームズタレル空間でした。 pic.twitter.com/1fRkrPxxri
この旅行一番嬉しかった体験でした。
良い物観ました。