ぽちぽち歩くと下に落ちてる物に気がつくよね

思いついたことを書き留めておく場所なのです。意味はあまりないんじゃないかな

福永家悲願

1996年。平成7年のこと。福永洋一の息子が騎手デビューということで注目した。目元が洋一に似ていてさすが血だな。と思ったりもし、まだ下手ながら軸は必ず福永を押さえて行こうと、決めた年でもあった。
そんな福永も周りから洋一の息子と可愛がられ、翌97年にはキングヘイローで重賞を勝ち、98年にはダービーにも出る。
これならそんなに遠くない時に勝てるか。
と、思ったものでしたが。
時は流れて2018年。キングヘイローの時から21年の時が流れ、福永のダービー挑戦回数も19回目となっていた。
その間、2着が2回。一番人気も経験するも勝てずに終わりこのまま終わるか、そんな時に騎乗機会が巡ってきたのが
ワグネリアン
新馬の時からずっと騎乗しており、弥生賞での2着から行った皐月賞では1番人気も7着になっていて、このダービーでも5番人気と人気を落としてのレースでした。
もともと血統から注目されていて、父ディープインパクト。母の父キングカメハメハとダービー馬の血統なので勝つ素地は十分にあったのですが、負けっぷりが嫌われたのと、大外17番と枠も嫌われたのかなと。
しかし、レースでは違いました。直線に入って下がらず、一歩また一歩と踏み抜けて最後は逃げ粘るエポカドーロをとらえて、半馬身抑えたそこがゴール板。
福永洋一が、望んでも望んでも取れなかったダービーを。
息子の祐一が、23年目19回目にして。

おめでとう。

ps. ちなみに馬券は単勝1000円だけ当てましたw (1-5軸でしたので……)